(症例)インビザライン
組み写真
アオリ
インビザラインの症例です。AngleⅠ級の軽度叢生(そうせい:凸凹のこと)、左側2番のかみ合わせは交叉咬合(クロスバイト)です。
インビザラインは1stが22ステージ、2ndが12ステージまで行っています。
最後に左側臼歯部のかみ合わせが甘くなったので、左側上下臼歯部のみ約2カ月リカバリーのワイヤー矯正を行っております。
一般歯科医院でのインビザラインと違い、ワイヤー矯正のできる矯正歯科医院ではかみ合わせまでしっかり整えることが可能です。
当院ではリカバリーのワイヤー矯正は上下顎それぞれ8歯まで、1回のみ無料で行っています(調整管理料はかかります)。
患者様は症例写真を見るとき、正中(真ん中)が合っているかや、アーチが綺麗かどうかを気にされることが多いと思います。我々歯科医師は、前歯、臼歯が隙間なく咬んでいるかどうかを見ます。
患者様は前歯や臼歯のかみ合わせの画像まで確認して頂ければ、一般歯科医院とのクオリティの差が分かって頂けると思います。咬合面観のみの画像をもってしっかり直ったかのように見せている医院も多いですが、それではちゃんと噛んでいるかどうかまではわかりません。
非抜歯矯正では、並べるところまででスペース的に精一杯なので、正中(せいちゅう:真中のこと)まで補正することは通常困難です。正中まで合わせたいのであれば、矯正用インプラントや顎間ゴムを使用しやすいワイヤー矯正のほうが有利です。
リスク・・・・・失活、歯根吸収
費用・・・・・・約65万円(調整管理料など含む)
治療期間・・・・約1年2カ月